この度、脳神経外科分野で「神の手」として世界的に御高名であられた福島孝徳先生が、2024年3月19日(享年81歳)御逝去されました。
先日まで当院で開頭手術の執刀ならびに後輩育成を担って下さり、「90代でも現役を目指す」とおっしゃっておりましたが、残念ながらそのお姿を拝見することは叶わなくなりました。
患者様に対する真摯な姿勢や脳神経外科医師としての卓越した手術手技を学ばせていただきましたが、凡人の我々が凌駕できるものではございませんでした。
類稀なる才能の福島孝徳先生と一緒に働くことができたこと、当院は幸運であったと切に感じております。
これからは、愛弟子の佐々木裕亮先生が亡き福島孝徳先生の任務を担い、当院でも変わらぬ脳神経外科医療を患者様に御提供致しますので、引き続き御愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
晃友脳神経外科眼科病院 病院長 山瀬 美紀