診療内容

脳神経外科

開頭手術について

当院では、福島孝徳先生を中心とし、佐々木裕亮医師とともに脳動脈瘤、脳梗塞に対するバイパス術、良性腫瘍(髄膜腫、下垂体腺腫、神経鞘腫、類上皮腫等)、悪性腫瘍(悪性神経膠腫、膠芽腫、転移性脳腫瘍)、高難度の頭蓋底腫瘍(軟骨肉腫、類上皮腫)、三叉神経痛、片側顔面痙攣、舌咽神経痛に対しての治療を行なっております。
特に大半の手術を鍵穴手術という手法で手術をしており、できる限り小さな傷、小さな開頭で安全に手術を行っております。(→鍵穴手術の説明についてはこちらhttp://dr-fukushima.com/operation

また、当院における99%の手術を無剃毛、つまり髪の毛を剃ったりせず、髪の毛があるままの状態で手術を行っております。部分剃毛する施設は多いと思いますが、全く剃毛せずに手術を行う施設は、関東圏にはほぼありません。このようにすることで、退院後すぐに日常生活に戻ることが可能ですし、骨の形成等美容面に関しても脳外科医としてどの施設よりも丁寧に綺麗に手術を行っております。

血管内治療について

脳神経血管内治療とは、頭蓋内や頚部の血管性病変に対して直接患部を切開せずにカテーテルという細いチューブを用いて治療を行う方法の総称です。脳の血管をカテーテルと造影剤を用いて撮影する脳血管撮影検査から発展した手術法です。
脳神経外科領域では、近年で急速な発展を遂げてさまざまな治療器材が使用可能となっています。治療困難であった病変も手術ができるようになる、開頭手術と比べて患者さんへの負担が少なく入院期間が短い、高齢者や全身合併症を持った方にも施行できる点などで優れています。

循環器内科

  • 診療内容 循環器内科の疾患について

    当院は脳神経外科とともに脳と心臓に関する専門的医療を地元である 相模原市(地域)に提供します。
    患者様と向き合い、生き方や考えを尊重して、最良の治療を提供できるように日々努力しています。
    毎週月~土曜日(第2土曜日は手術日であることが多いのでホームページで確認をお願いいたします。)に循環器外来をおこなっております。
    気になる症状がありましたら気軽に受診して下さい。

  • 生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)

    食事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの生活習慣が深く関与し、発症の原因となる疾患の総称です。
    日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患の発症にはいずれも生活習慣病が深く関係しているため、これらの生活習慣病のコントロールが非常に重要です。しかし、生活習慣病は非常に治療が難しいとされています。なぜなら習慣病だからです。当院では何が患者さんの生活習慣の問題かを解決することによって患者さんの健康寿命の延長を目指しております。

  • 不整脈

    心臓は一日に約10-15万回規則正しく脈を打ちます。それ以外の不規則な脈はすべて不整脈といいます。また、不整脈は頻脈性不整脈(脈が速い不整脈)と徐脈性不整脈(脈が遅い不整脈)があります。ざっくりいうと、頻脈性不整脈は動悸、徐脈性不整脈はめまい失神があります。これらの他にも健診で心電図の異常を指摘された脈が飛ぶなどの症状がある場合など、何でもご相談ください。


    (出典:日本不整脈心電学会 https://new.jhrs.or.jp/
    画像をクリックすると動画を閲覧できます
  • 不整脈で代表的な心房細動について

    心房細動に関しては、診断を受けられた方も多いと思いますが、治療に迷う方も多いと思います。 まずは、心房細動は不整脈の中では最も多い不整脈です。一方で、脳梗塞、心不全の原因にもなり、最近は認知症とも関連があるとされています。
    日本では心房細動がとても問題となる不整脈とされており、診断・治療とともに進歩のめざましい分野でもあります。
    では、なぜ心房細動が問題になるのでしょうか?日本は世界一の長寿国を誇っていますが、同時に健康寿命と平均寿命の差が大きいことが問題となっています(図1)。つまり寝たきりが多いということです。脳梗塞は寝たきりの最も多い原因です。脳梗塞の20~30%が心房細動が原因と推定されているため心房細動を早期発見し治療をおこないという取り組みが国の方針として行われています。では、どうような心房細動の患者さんが脳梗塞になりやすいのでしょうか?これは世界中で使用されているガイドラインで血栓症を起こしやすい人のリスクの評価があります(図2、3)。心房細動の患者さんの中で合併症の数で点数が決まります。心不全、高血圧、75歳以上、糖尿病は各々1点ですが、すでに心房細動により脳梗塞を起こしてことがある患者さんは2点になり、最も塞栓症(大半は脳梗塞)のリスクが高いとされています。このような患者さんは基本的には終生抗凝固薬を飲むことが望ましいです。薬の自己中断で残念ながら再梗塞を起こされる患者様も時々経験します。このようなことがないように薬のことでご不明な点がありましたら相談してください。さらに脳梗塞の3分の1は心臓からできた血栓(主には心房細動による)による脳梗塞と言われています。脳梗塞予防には血栓のリスク評価を行い、リスクのある患者さんは血栓予防のお薬(抗凝固薬)を内服することが最も重要です。また、心房細動は生活習慣も関与しているため生活習慣の是正も重要となります。心房細動と関係があるとされている因子は年齢、高血圧、糖尿病、アルコール、肥満、喫煙、睡眠時無呼吸症候群があげられます。図4は心房細動の主な問題点です。
    次いで、心房細動自体を直す治療(除細動治療)を行うかどうかを決めます。これには薬によるものとカテーテルによるものがあります。当院は不整脈専門医により、患者様に適した治療を患者さんと決めていきます。当院では心房細動に対してカテーテルアブレーションでの治療も行なっており、患者様に最も適した治療を目指しております。
    アブレーションに関しては患者様の不安や苦痛の軽減のために全身静脈麻酔を行っております。また、術後の安静に関しましても止血デバイスを使用することにより術後は3時間の安静で歩行可能となりました。 不整脈で代表的な心房細動について1 (図1) 不整脈で代表的な心房細動について2 (図2) 不整脈で代表的な心房細動について3 (図3) 不整脈で代表的な心房細動について4 (図4)

  • 心不全

    心不全とは全身のポンプの役割を果たしている心臓の働きが弱くなった状態をいいます。私たちの全身の血液は常に循環しております。全身から使われた血液は静脈血といい心臓に戻ります。つぎに血液は肺に送られ、酸素をもらって動脈血となり心臓に戻り全身に送られます。よって心不全になると全身の血液(体液)の循環がうまくいかなくなり症状をおこします(図5)。ポンプ機能の低下による症状としては動悸、息切れ、低血圧、手足が冷たい、尿が出ない。肺や全身の血液のうっ滞による症状としては体重増加、むくみ、痰(ピンク色の痰)、息苦しさ、消化器症状(食欲不振、お腹がはる)などがあります。なお、心不全は状態であり原因は別にあります。原因は心筋梗塞により心機能が低下したもの、高血圧により心肥大によるもの、心房細動によるもの、弁膜症によるもの、原因不明(臨床の場では比較的多くみられ心筋症と呼ばれます。)のものなどがあります。心不全は進行性の病気ですが、ここ数年で心不全治療は内服治療も外科的治療も飛躍的に進化しており、選択肢も増えてきました。患者様に寄り添い何が最適の治療かを決めます。 心不全1 (図5)

  • 心筋梗塞 狭心症

    心臓を栄養している血管(冠動脈と言います)に動脈硬化やプラークが血管内につき、栄養を受けている心筋に血流が足りなくなります(図6)。私たちは動くと心拍数をあげて酸素を全身に送ろうとします。すると心臓の筋肉(心筋)の酸素の需要量が高まります。冠動脈に狭窄がなければ問題なく心筋に酸素が供給できますが、狭窄(通常は75%狭窄以上)があると、心筋に十分な酸素が送れず狭心症よばれる症状がでます。典型的には動くと息切れ胸痛が起こります。進行すると心筋梗塞に移行し、重症になると命に関わります。そのような症状はありましたらご相談ください。当院では冠動脈CTを即日撮影することができます 心筋梗塞 狭心症1 (図6) 心筋梗塞 狭心症2 (図7)

  • 心臓弁膜症

    心臓は全身に血液を送るポンプの機能を果たしています。全身に血液を送るには逆流しないように弁が存在します(図8)。加齢などにより弁の構造に変化が生じ弁に逆流や狭窄が生じることがあり、これを総称して弁膜症といいます。聴診で心臓の雑音を指摘されることも多いですが、重症になると心不全の原因となります。弁膜症の重症度は心臓超音波検査(心臓エコー検査)をしないとわかりません。当院では超音波検査を医師が当日に行い、結果を説明いたします。 心臓弁膜症1 (図8)

  • 睡眠時無呼吸症候群

    閉塞性睡眠時睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなることにより日常生活に様々な障害を引き起こします。
    よく知られているものには日中に異常な眠気を来たし、交通事故を起こしてしまうことが有名ですが、他にも全身がだるい、疲れやすい、夜間頻尿、朝血圧が高いなどの症状があります。また、心・血管系のリスクや認知症など重大な疾患との関与が報告されています。一人で寝ている方も多く、隠れ睡眠時無呼吸症候群の患者様は多いと言われています。当院では診断や治療も行っておりますのでご相談ください。

リハビリテーション

回復期リハビリテーション病棟とは

急性期の治療が終了した後、すぐに⾃宅などへ帰ることが難しい⽅のために⼊院して集中的なリハビリテーションを⾏い、機能の回復や⽇常⽣活で必要な動作の改善を図ることを⽬的とした病棟です。
当院では再び住みなれた地域で⽣活することができるよう、医師・看護師・セラピスト・相談員・管理栄養⼠・ケアワーカー等の専⾨職員がチームでリハビリテーションを⽀援いたします。
リハビリテーション以外の時間にも⽇常⽣活動作や活動の向上を⽬指していけるようにサポートしていきます。患者様やご家族が笑顔になれるようスタッフ⼀丸となって⽇々取り組んでいます。

当院の特徴

1. 365⽇充実したリハビリテーションを提供できる体制
1年間のうち、⼟曜⽇・⽇曜⽇・祝⽇を含めた365⽇(1⽇最⼤3時間)リハビリテーションを提供できる体制を整備しています。
2. 専⾨職種による療法の提供
リハビリテーションは患者様の⼼⾝機能や障害に応じて理学療法⼠・作業療法⼠・⾔語聴覚⼠が個別訓練を提供いたします。但し、療法の適応、患者様の体調、職員配置等により訓練時間や療法数の増減があります。また、当院の急性期病棟から回復期病棟に転棟される場合は担当療法⼠の変更があることをご了承ください。
3. 基本的な⽇常⽣活動作能⼒と応⽤的な⽇常⽣活関連動作能⼒
⾝の回りの⽇常⽣活動作訓練と併せて、応⽤的な⽣活動作訓練も⾏います。散歩や移動⼿段を想定した屋外訓練、家事や買物を想定した応⽤訓練、在宅⽣活を想定した⽣活機能訓練を⾏います。調理や金銭の管理使用を実践的に行うこともあります。
4. ⾃宅退院に向けた準備態勢の充実
病前⽣活の様⼦や家屋構造についての情報提供やご⾃宅の訪問調査をお願いすることがあります。更に地域の福祉サービス担当者と連携を図り、サービスの提案や福祉⽤具・住宅改修に関するご相談もお受けいたします。退院後の⽣活に向けて具体的に準備することで安⼼して退院して頂けるようにサポートいたします。

対象となる疾患について

  回復期リハビリテーションを要する状態 算定上限日数
入院患者要件 1.脳血管疾患、脊髄損傷、頭部損傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態
  • ○算定開始日から起算して150日以内
  • ○高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷の場合は、算定開始日から起算して180日以内
2.大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は2肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 ○算定開始日から起算して90日以内
3.外科手術後又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後の状態 ○算定開始日から起算して90日以内
4.大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経筋又は靭帯損傷後の状態 ○算定開始日から起算して60日以内
5.股関節又は膝関節の置換術後の状態 ○算定開始日から起算して90日以内
6.急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患又は手術後の状態 ○算定開始日から起算して90日以内

リハビリテーション科

  • リハビリテーション科スタッフ全25名
  • PT12名・OT6名・ST7名
全力でサポートします!!
脳卒中の専門病院として、豊富な経験とや知識を活かしたリハビリテーションを提供します。
リハビリテーションスタッフ画像

入院から退院までの流れ

  • 入院当日)外来では主治医の診察ならびに入院時検査実施。
    病棟ではリハビリ計画立案のため評価と日常生活動作の評価を行います。
  • 翌日から)リハビリが開始となります。(365日体制)

  • 月1回)主治医、リハビリ担当者、看護師、栄養士、薬剤師、医療相談員等による
    カンファレンスを行い、患者様の状態確認や計画の修正、問題点について話し合います。
  • インフォームドコンセント(病状説明)
    主治医より病状説明並びにリハビリの進捗状況や見立て、装具の相談等をいたします。
    また、ご家族様側の準備や体制等を確認しながら諸々対応していきます。

  • 退院準備)ご自宅での生活が安心に行えるように、家屋調査や福祉用具の限定、
    介護サービスの準備等ご家族様と一緒に取り組みます。退院へ

病棟内の写真

  • ・小規模ならではのアットホームな雰囲気と顔が見えるケアがモットーです。
  • ・季節感溢れる行事食やイベントを開催しています!!
  • クリスマスの写真
    Xmas
  • 七夕の写真
    七夕
  • おやつの時間
    週1のコーヒータイム

入院中の1日の流れ

  • 起床6:00
  • 整容
  • 朝食7:30
  • バイタルチェック
  • リハビリテーション
  • 昼食12:00
  • 入浴
  • リハビリテーション
  • ティータイム
  • 夕食18:00
  • 整容・就寝21:00
  • 昼食(行事食)
  • イベント(夏祭り)
  • リハビリテーション室
  • 病室

回復期病棟のリハビリテーション

  • 理学療法
    (PT)

    運動療法(関節可動域訓練・筋力増強訓練など)を実施し、患者様の機能障害の回復を促します。そして基本的動作能力(寝返り・起き上がり・座る・立つ・歩くなど)の早期の再獲得を目指して動作訓練を行います。
    また、技師装具士と連携を図り、装具作成にも関わり装具を装着しての歩行訓練も実施しています。

  • 作業療法
    (OT)

    日常生活動作・仕事・遊びなど生活全般にわたる諸活動を「作業活動」と呼び、これを治療や援助もしくは指導の手段として身辺・家事動作の自立や仕事復帰を目指します。また、リハビリは心身諸機能の回復・維持および改善を促す治療と、残存機能を最大限に活用できるよう患者様の生活スタイルに合わせた訓練などを行います。

  • 言語療法
    (ST)

    主に脳血管障害の後遺症である失語症、構音障害、高次脳機能障害、摂食・嚥下障害をもつ患者さまが対象となります。コミュニケーションや食事能力の改善を目標に治療・訓練を行い、人とのつながりを実感できるように訓練を支援していきます。

回復期リハビリテーション病棟の実績

回復期リハビリテーション病棟 実績(令和3年度)

  • 回復期1算定要件

    基準値

    当院平均値

  • 新規重症率割合(FIM55点以下)

    30%以上

    48.4%

  • 重症患者回復率(FIM16点以上改善)

    30%以上

    54.9%

  • 在宅復帰率

    70%以上

    74.2%

  • 実績指数

    40以上

    63.2

重症者を多く受入している中ですべての実績(特に重症患者回復率・実績指数)が基準を上回っています。

退院後のフォロー体制

回復期リハビリテーション病棟 お問合せ連絡先

地域医療連携室

TEL:042-761-5111(直通) FAX:042-761-5112





ページトップへ